yokomizo. pearl 横溝真珠 は、現在準備中です。

2020/06/02 08:59


黒蝶真珠が養殖されている島。どんな島だろう?と考えたことはありませんか。
下の画像のような環礁島で黒蝶真珠の養殖が行われています。

元々環礁島は、このような真ん中にポッカリ空いた海のある島ではなく、真ん中も陸地である火山島でした。
それが、長い年月をかけて火山である真ん中部分が沈降して、周りの陸地と環礁が残って出来た島です。

そして、黒蝶真珠が養殖される場所は、ポッカリ空いた真ん中の海。ラグーンと呼ばれる場所で行われます。
真珠貝を筏と呼ばれる海に浮く棚から吊るして、1年~2年の年月をかけて養殖しています。
この間、島民は毎日吊るされた真珠貝を引っ張り上げ、害虫や不純物を落とす掃除をして、また海の中へ。
そんな手間暇かけて作られるのが黒蝶真珠です。

荒れた外洋で育てるのでなく、穏やかなラグーン(内海)で島民の愛情を受けて立派な黒蝶真珠が誕生するのです。
このラグーン(内海)には、所々環礁の切れ目があり、そこから外洋の海水とラグーン内の海水が循環され、
常に綺麗な海水が保たれています。また、元々陸地であったラグーン内は、豊富なプランクトンが生息しています。
黒蝶真珠は、綺麗な海水で豊富なプランクトンを食べ、島民の愛情を注がれて育つのです。

また、他の種類の真珠も同じような環境で育てられます。綺麗な海水・豊富なプランクトン・島民の愛情。
これが、真珠養殖には絶対の条件となります。