yokomizo. pearl 横溝真珠 は、現在準備中です。
2020/06/04 08:16
ジュエリーで使う石留め方法には幾つかの種類があります。今日は一番オーソドックスな爪留めについてご説明します。 | ||||||||||
爪留めとは、爪と呼ばれる柱を石の周囲につくり、これを石に寄せて固定する方法です。 | ||||||||||
下図ピアスの爪は、6本の柱で固定する爪留め。主流な爪留め方法は、3本爪・4本爪・6本爪になります。 | ||||||||||
爪の本数は、石のサイズやデザインによって異なります。基本的には、小さい石であれば、3本爪か4本爪。 | ||||||||||
1キャラットくらいの大きな石を留める場合は、主に6本爪で1本1本の爪を出来るだけ小さくして、爪が目立たないようにします。 | ||||||||||
少し前の世代の爪留めは、「立爪」「鬼爪」と呼ばれていて、爪1本1本が今の倍以上の太さがありました。 | ||||||||||
勿論、ガッチリ固定されるので、石の落ちる心配がありませんが、今のデザインからは想像出来ないスタイルです。 | ||||||||||
このため、「立爪」「鬼爪」のリングリフォーム依頼は、常に頂いています。元々綺麗なダイヤが留まって | ||||||||||
いることが多く、リフォーム後は皆様に喜んでもらえてます。 | ||||||||||
また、爪留めは、爪と爪の間から光を沢山取り込むことが出来るので、石本来の輝きが生かされます。 | ||||||||||
品質が高く・大きな石であればあるほど、爪留めの効果が発揮されるので、石から作るジュエリーの際は、 | ||||||||||
作り手にまず石留め方法を相談することをお薦めします。![]() |