yokomizo. pearl 横溝真珠 は、現在準備中です。

2020/07/01 23:01

今回の内容は、前々回の「サファイヤリングリフォームの工程」の続きになります。前々回は、ラフスケッチをお客様の目の前で描いてお見せするところまででした。その次の工程は、

パソコンでCG画像提案

後日、お客様に選んで頂いたラフスケッチの中から気になる4点をデータ化しました。この作業は、お客様の前でなく、宿題として持ち帰らせて頂き、細かいサイズや寸法を正確に計りながら行います。ラフスケッチ決定後、約一週間から10日程度でデータをつくり、出来上がったCGの立体画像をメールでお客様に送ります。立体画像のため、最低でも3方向の画像を送りますので、平面のデザイン画よりイメージが出来ます。今回は、この4点の中から1点を選んで頂いたので、このデザインのモデリングを作ります。

モデリングで実際の形状を確認

データ化されたペンダントのパソコンと造型機械を繋ぐと、データと全く同じ形状のモデリングが機械によって作られます。このモデリングを元に、プラチナのペンダントを作るので、このモデリングはズバリ完成品そのものになります。どこの店舗でも、このようにモデリングを作った後に、プラチナやゴールドの完成品が出来るのですが、このモデリングを確認させてくれる店舗はありません。これは、製作上の問題で見せてくれないことが殆どです。この問題とは2点あります。1点は、途中経過であるモデリングを見せた時のデザイン変更を恐れて、店舗はお客様にモデリングを見せていません。確かにこの時点でのモデリング変更は、手間も費用もかかり店舗にはとても非効率です。2点目は、店舗ではデザイン画までの工程を行いますが、それ以降は専属の加工場に外注として出してしまうので、途中段階で作業を遮るタイミングが難しく、また納品までに余計な時間がかかり非効率です。この2点を懸念して通常の店舗では、お客様にモデリングを確認することはしていません。

次回は、いよいよサファイヤペンダントの完成になります。また明日、ご説明致します。